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東アジアにおける外国語教育の比較研究

  • 公開日: 2019-05-13

(研究の背景および目的)
日本の近隣諸国・地域である東アジアでは、どのような外国語教育が行われているのでしょうか。2000年前後から、日本では小学校での英語教育に関する議論が多くなされています。これを考える際には今や日本より外国語教育(特に英語教育)が進んでいる、韓国、中国、台湾、香港の状況が参考になります。東アジアの国々と比較する中で、日本の外国語教育(特に英語教育)をどのように行えばいいのかを検討することで、よりよい外国語教育を提示することが有効と考えています。
(主な内容)
1.外国語教育(英語教育を中心に)の比較 外国語教育、とりわけ英語教育はどの国でも常に関心が向けられています。多くの国では小学校から英語を導入していますが、開始時期はさまざまです。また「英語のカリキュラム」「学習目標」「導入語彙数」「教授法」などが異なります。近隣諸国の英語教育の現状や歴史などを比較・分析することにより、日本の英語教育に何が足りないのか、どの段階から英語教育を導入すべきか、どうしたら日本の英語教育がうまくいくのか、英語の授業は英語で行うのがいいのかなどを検討し、英語教育の改善を提示する研究を進めています。2.グローバル人材育成教育の在り方 グローバル化が進む中、日本の外国語教育は英語教育のみに注目が集まり「グローバル人材=英語ができる人」と見受けられることがあります。大学における英語教育においても、大学入試などに英語の外部試験を導入し、スコアが高ければそれでいいとされるケースもあります。しかし、グローバル時代に求められる人材は、英語のスキルだけが高い人ではありません。外国語を通して幅広い教養を身につけることであり、文化やその言語を使用している国々、その言語を話す人々、彼らの歴史・社会・考え方などを理解することです。その意味で、英語以外の外国語を学ぶことの重要性も増していると考えます。 具体的には英語教育の中に、言語文化教育を導入する方法を研究しながら、実際の授業に組み入れています。また本学の共通教育に開講したフランス、ドイツ、中国、韓国、イスラム諸国の文化をオムニバス形式で学ぶ「異文化概論入門」を提案するなど、教育カリキュラム改革に関わる活動を積極的に行っています。韓国、中国、台湾、香港、日本の学習指導要領
(期待される効果・応用分野)
外国語教育の重要性は増す一方です。小学校から英語に触れた子どもたちが、中学校、高校、大学と英語を学ぶ時代に適した連続性のあるカリキュラムが必要です。またグローバル化する世界を生き抜くためには、語学力に加えて、異文化間理解力、知識活用力、批判的思考力、問題解決力、革新創造力、対人交渉力、協調協働力など汎用的能力が必要です。これら幅広い人間力を身に付けることを可能にする、外国語教育の在り方、グローバル人材育成教育の在り方を示すことが研究の目標です。
(共同研究・特許などアピールポイント)
●東アジアにおける英語教育政策の比較研究に関し、2008年・博士論文により学位習得。●グローバル人材育成に関する研究を行うとともに、より多くの学生が留学生等と接するサロン等の企画を教員同士連携して進めています。
(コーディネータから一言)
90年代以降、急速に改革が進んだアジアの外国語教育を研究。日本の英語教育への提言を行います。外国語を通して異文化理解を深めるグローバル人材育成も研究テーマ。大学の教育カリキュラム改革にも取組んでいます。
(研究分野)
応用言語学 言語政策
(キーワード)
外国語教育 言語教育政策 外国語教育 英語教育 異文化間理解教育

カテゴリ : シーズ(得意な技術・サービス等)
対象エリア: 国内 / 南九州 / 南西諸島域 / その他地域
有効期限 : 無期限

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