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薩摩琵琶の腹板(共鳴板)の曲げ技術

  • 公開日: 2020-10-20
添付:PDFファイル

概要
3次曲面の形状を有した薩摩琵琶の腹板(共鳴板)は,含水率の調整が不十分なため,後に変形や割れ等の不具合が発生することがあります。今回,煮沸後,腹板の収縮を妨げない開放型の成形治具で圧締したまま乾燥し,幅方向の寸法変化を目安に含水率を予測して,成形する方法を開発しました。

腹板は,堅木のクワやケヤキ等の厚さ9㎜の無垢板が用いられ,複雑な3次曲面形状をしています(図1~3)。ツゲの大きな撥で腹板をたたいて演奏するので,腹板は堅牢でなければなりません。

薩摩琵琶の腹板(共鳴板)を適正含水率に調整し3次曲面に形状を固定する技術

調湿
含水率を9%に調湿し幅と重量を測定。
温水浸漬
腹板の幅が徐々に伸び最大約12㎜伸びる,このとき結合水が最大になる。
煮沸
15分煮沸,木材は高含水率で100度で加熱すると曲がりやすくなる。
治具圧締
煮沸終了後,速やかに図4の収縮を妨げない開放型成形治具で成形圧締。
乾燥
図5の様に治具に挟んだまま,幅が約12㎜収縮するまで乾燥。
含水率が9%に戻ったと予測できる。最初の重量に戻ったことを確認する。

いちおし
これまでは,湿った腹板を胴に押しつけて無理に曲げていましたが,本開発により,曲面形状が固定されているので,胴への接着が容易に行え,後の割れや剥がれ等の不具合もありません。
キーワード
3次曲面成形,木材無垢板,成形治具,煮沸,収縮,乾燥,含水率,薩摩琵琶,共鳴板

カテゴリ : シーズ(得意な技術・サービス等)
対象エリア: 選択なし
有効期限 : 無期限

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