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木造建物の壁補強フレーム及び壁補強方法 （特許第5228164号）

  • 公開日: 2019-05-27
  • 変更日: 2021-01-21
木造建物の壁補強フレーム及び壁補強方法 （特許第5228164号）
木造建物の壁補強フレーム及び壁補強方法 （特許第5228164号）

本発明は，木ダボによる接着工法で格子状の木製フレームを構成して耐力壁を補強する方法を提案した特許です。建物の耐震性及び耐風性を高め，建築現場における組立作業の時間短縮及び労力低減を図るために活用できます。
本発明は，木ダボを用いた接着工法で格子状の木製フレームを作成し，木造建物等の柱及び横架材で囲まれた枠内にボルト及びナットを用いて固定することで，建物の耐震性及び耐風性を高められるようにしました。また，フレームを工場で生産することにより，低コスト化を図るとともに，建築現場における組立作業の時間短縮及び労力低減を図ることができました。これにより，従来の壁補強方法に比べ，強度性能及び施工性に優れた壁補強フレームを製造することができました。
従来の在来構法による木造建物の壁補強に較べて高い補強強度が得られる木造建物の壁補強フレーム及び壁補強方法を提供するものです。
木造建物の在来構法においては，コンクリート基礎上に取り付けた木製の土台に柱を立て，その上に梁材等を横架して囲まれた枠内に筋かいやボードを取り付け，接合部に金属製プレートを打ち付け補強する方法が一般的です。この方法は現場での手作業になるため，多大の時間と労力を要し，品質が作業者の熟練度に左右されやすい傾向があります。
木製の角材を木ダボ（木製の丸棒）と接着剤を用いて格子状に複数接合した壁補強フレームを工場において生産します。
このフレームを木造建物の枠内に取り付け，ボルトで軸組部材と緊結することで，建物の耐震性及び耐風性を向上させます。

カテゴリ　：　シーズ（得意な技術・サービス等）
対象エリア：　選択なし
有効期限　：　無期限

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