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高強度,高真球度ガラス質微細中空球の製造方法 (特許第5035563号)

  • 公開日: 2019-05-27

本発明は,異なった焼成条件で2段階焼成を行うことにより多様なガラス質火山噴出物のいずれを原料として用いても,従来のガラス質中空球に比べ,著しく高強度で,軽量フィラー材料として好適なガラス質中空球が得られる製造方法を提供するものです。
本発明は,分級され,特定の粒度範囲をもつ画分の火山ガラス原料を,内燃式媒体流動炉を用いて焼成するに当たり,異なった焼成条件での2段階焼成を行うことにより多種多様のガラス質火山噴出物のいずれを原料として用いても,従来のガラス質中空球に比べ,著しく高強度のガラス質中空球を得ることができる製造方法を提供しています。
本発明は,軽量フィラー材料として好適な高強度,高真球度ガラス質微細中空球の製造方法に関するものです。
従来の製造方法により火山噴出堆積物を原料として得られるガラス質中空球は,いずれも剪断力に対する耐性が小さく,樹脂やセメントなどにフィラーとして配合する場合,混合操作により崩壊しやすいという欠点がありました。また,この解決策として微細化して耐圧性を高め,高強度化するという試みもなされていますが,これまで十分に満足し得る結果は得られていない上に,使用する原料の種類により品質が一定しないという問題点もありました。
火山ガラス原鉱から重鉱物を除去し,分級して得られる平均粒径15~150μmの画分を,高温乾燥処理して,低温含水量0.1~0.4%,高温含水量1.0~1.8%に調整します。その原料を,最初900~1,050℃の温度において低温含水量がほとんど無くなるまで第一段焼成を行い,次いで得られた熱処理物をさらに1,050~1,150℃の範囲内で,かつ第一段焼成の温度よりも高い温度で第二段焼成を行うことで,8MPaで1分間の静水圧浮揚率45%以上,真球度0.80以上をもつ高強度,高真球度ガラス質微細中空球の製造を可能としています。

カテゴリ : シーズ(得意な技術・サービス等)
対象エリア: 国内 / 南九州 / 南西諸島域 / その他地域
有効期限 : 2021-05-27

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