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バリの発生を抑制して貫通孔を形成する方法 (特許第6142296号)

  • 公開日: 2019-05-27
  • 変更日: 2021-01-21

本発明は,基部と軸部を有して,基部の軸部と反対側に突出する少なくとも2つ以上の角(つの)部にバリの発生を抑制して貫通孔を形成する方法を提供するものです。
少なくとも2つ以上の突出する角(つの)部の外側から内側に向けてプレス加工にて少なくとも2つ以上の角(つの)部に貫通孔を打ち抜き形成する孔加工工程と角(つの)部の内側から貫通孔の内側端面にプレス加工にて面取りを行う面取り加工工程と面取りされた貫通孔の孔内壁を角(つの)部の外側から切削加工する切削加工工程とで工程構成することで,生産性の向上とコストダウンを図り,かつ製品品質の向上を可能とすることを特徴とします。
本発明は,基部と軸部を有して,基部の軸部と反対側に突出する少なくとも2つ以上の角(つの)部にバリの発生を抑制して貫通孔を形成する方法に関するものです。
従来,貫通孔を機械穿削でなく,プレス加工により形成する場合,現実的には「かえり」と呼ばれるバリが発生し,製品品質の向上を図るためにバリ取りが要求されていました。
基部と中実の軸部または中空の軸部を有して,前記基部の前記軸部と反対側に突出する少なくとも2つ以上の角(つの)部にバリの発生を抑制して貫通孔を形成する方法であり,前記少なくとも2つ以上の突出する角(つの)部の外側から内側に向けてプレス加工にて前記少なくとも2つ以上の角(つの)部に貫通孔を打ち抜き形成する孔加工工程と,前記角(つの)部の内側から前記貫通孔の内側端面にプレス加工にて面取りを行う面取り加工工程と,面取りされた前記貫通孔の孔内壁を前記角(つの)部の外側から一方向で前記面取り面の一部を残して切削加工する切削加工工程とを有し,前記面取り加工工程は,前記軸部の軸方向に働く加工押圧力を,前記貫通孔の軸方向に変換する変換機構を備え,加工押圧力を前記変換機構により前記貫通孔の軸方向に変換して前記貫通孔の内側端面にプレス加工にて面取りを行うことを特徴とします。

カテゴリ : シーズ(得意な技術・サービス等)
対象エリア: 選択なし
有効期限 : 無期限

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