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CLTを活用した在来軸組工法用高耐力壁の開発

  • 公開日: 2019-05-27
  • 変更日: 2021-01-21

CLTの高耐力・高剛性を活かした在来軸組工法用の高耐力壁を開発するために,予備試験により,仕様の選定および壁倍率推定を行い,その結果をもとに実大サイズの耐力壁を作製後,面内せん断試験を行い,壁倍率の算定を行いました。その結果,壁倍率5倍を達成するための仕様が明らかになりました。
①予備試験(各仕様のせん断性能比較)
②実大試験体での壁倍率の算定
○いちおし
CLTを適用した高倍率の耐力壁を使うことで,建築物の地震等への耐力が確保できるので,開放的な室内空間の実現など,設計の幅が広がります。
○キーワード
CLT,耐力壁,在来工法,壁倍率,面内せん断,完全弾塑性モデル化,短期基準せん断耐力

カテゴリ : シーズ(得意な技術・サービス等)
対象エリア: 選択なし
有効期限 : 無期限

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