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糖鎖を用いたナノバイオテクノロジーによる検査・診断法の創成

  • 公開日: 2019-05-13

(研究の背景および目的)
細胞の表面は、糖分子が繋がって出来ている糖鎖で覆われています。糖鎖は、細胞同士の認識や情報伝達など、生命維持に必須の役割を演じていますが、一方でウイルスや細菌の感染にも深く関係しています。また、細胞が癌化すると細胞表面に「癌関連糖鎖抗原」が現れるため、それをマーカーとした癌の早期診断法が開発されています。私たちは、有機化学と生化学に基づき、糖鎖の機能を分子レベルで解析し、さらにナノテクノロジーを使って新しい検査・診断法を創成する研究を行っています。
(主な内容)
★糖鎖合成に関する研究化学法や酵素法などを駆使した糖鎖の合成例1癌関連抗原糖鎖Tn抗原シアリルTn抗原例2インフルエンザウイルスが感染するときに結合する糖鎖★糖鎖ナノバイオテクノロジーに関する研究(研究成果をもとに鹿児島大学発ベンチャー・スディックスバイオテックを設立)糖鎖を固定化したチップ(シュガーチップ、SC)及び金ナノ粒子(SGNP)の開発糖鎖を利用した検査・診断システムや新しい糖鎖−無機ナノマテリアルの創成シュガーチップ(SC)糖鎖との相互作用のノンラベル、網羅的解析ツールハイスループット解析表面プラズモン共鳴(SPR)イメージングNeuAcα2-3Gal-R伝染性トリ伝染結合糖鎖:NeuAcα2-3Gal-RNeuAcα2-6Gal-Rヒトブタ伝染NeuAcα2-3Gal-R/NeuAcα2-6Gal-RNeuAcα2-6Gal-R金基板に糖鎖を固定アレイ型SC(多種類の糖鎖との解析)糖鎖固定化金ナノ粒子(SGNP)糖鎖との相互作用を目視で検出、選択的濃縮ツール電子顕微鏡画像応用例1:結合タンパク質の探索目視での検出10nm金ナノ粒子に糖鎖を固定10nm応用例2:混和遠心分離ウイルスの超高感度検出沈殿物南日本新聞2009.6.30ウイルスの電子顕微鏡画像50nm50nmウイルスにSGNPが結合Q-PCRで検出
(期待される効果・応用分野)
SGNPとリアルタイムPCRを組み合わせた技術によって、インフルエンザウイルスを現在の確定法であるPCR法に比べて100倍以上、簡易キットと比べると10万倍以上の感度で測定できる検出法を確立しました。唾液からの検査や、不顕性感染者(ウイルスは保持しているが発症していない人、感染を広める原因となる)の同定も可能となったため、広く超高感度検査・診断法として応用できます。口蹄疫ウイルスや鯉ヘルペスウイルス等家畜やペットのウイルス検査にも応用できます。
(共同研究・特許などアピールポイント)
●米国等の外国特許を含め、基本特許は多数。シュガーチップは局在プラズモン共鳴(LPR)センサーに展開、共同研究企業を探しています。SGNPは蛍光性ナノ粒子に展開、細胞の動的挙動をリアルタイム解析できるツールを開発中です。
(コーディネータから一言)
大学発ベンチャーでシュガーチップとSGNPを販売、受託研究事業も展開しています。新型インフルも発症前に判定できる超高感度な検査法は全国で注目を集め、早期の実用化に向けモニター等の協力者を募っています。
(研究分野)
バイオ 糖鎖生化学 チップテクノロジー
(キーワード)
糖鎖 糖鎖 ナノテク 表面プラズモン共鳴 チップ ナノ粒子 検査 診断 PCR 抗体

カテゴリ : シーズ(得意な技術・サービス等)
対象エリア: 国内 / 南九州 / 南西諸島域 / その他地域
有効期限 : 無期限

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