産学・地域マッチングサイト

KuRiPS(クリップス)は企業や地域自治体・公共機関、大学等の「ニーズ・シーズのマッチングプラットフォーム」です。
利用登録(無料)することで、どなたでも利用できます。 詳細は、こちらのチラシをご覧ください。
当センターへの個別(非公開)のご相談・ご意見等は、画面右上の[メールで相談][お問合せ]からお願い致します。

飛沫転石帯の保全と開発に関する研究

  • 公開日: 2019-05-13

(研究の背景および目的)
海から陸への移行地域である飛沫転石帯は、護岸建設や海岸道路建設のために減少・消失しつつあります。飛沫転石帯は従来、動植物が生息し難い不毛の場所と考えられていましたが、近年希少種や陸生種の子どもが生息していることが明らかにされつつあります。本研究は、この飛沫転石帯の役割を明らかにして、その保全と適正な開発、さらにその復元を目的として実施しています。
(主な内容)
・どんな生物が生息しているのでしょう?鹿児島県本土から種子島、屋久島、奄美大島、石垣島の飛沫転石帯を定性的に調べたところ、陸生、半陸生のヤドカリ類、カニ類が多数出現しています。とくに、天然記念物のオカヤドカリ類や、レッドデータブックに掲載されているムラサキオカガニ(環境省版)、ヤエヤマヒメオカガニ(沖縄県版)などが生息していることが分かってきました。・今後の予定飛沫転石帯のどのような環境要因(転石のサイズ、転石の位置、etc.)が重要なのか。生息種がどのように利用しているのか(生涯利用しているのか、一時的生息地なのか、etc.)を解明します。ムラサキオカガニ飛沫転石帯のある自然海岸ヤエヤマヒメオカガニ
(期待される効果・応用分野)
本研究は基礎研究ながら、自然と調和した開発が望まれている今、その成果は適切な海岸護岸の建設を促すものとなります。また、消失した飛沫転石帯の復元を可能とする有用な成果が得られるため、新たな事業の展開も可能とするものと期待されます。
(共同研究・特許などアピールポイント)
●WWFジャパン(世界自然保護基金)の支援の下南西諸島の多様性調査に参加しています
(コーディネータから一言)
海から陸への移行地域である飛沫転石帯が希少種を含む生物の生息地であることを確認。役割を明らかにすることで、海岸護岸工事に際しての自然の保全と適正な開発、さらには復元を可能にする研究です。
(研究分野)
甲殻類学 生物地理学 保全生態学 復元生態学
(キーワード)
海岸護岸 飛沫帯 転石帯 オカガニ類 オカヤドカリ類 希少種 海岸護岸

カテゴリ : シーズ(得意な技術・サービス等)
対象エリア: 国内 / 南九州 / 南西諸島域 / その他地域
有効期限 : 無期限

(ご注意)

◯ コメントは公開されます。秘密情報の取り扱いには十分お気をつけください。
◯ 非公開で投稿者と連絡を取るには、右の[個別メッセージ]機能を利用して下さい。

個別メッセージ

ニーズ・シーズ投稿者と個別のメッセージ交換を行えます。

ログインすれば投稿者と個別メッセージ(非公開)のやりとりができます。

関連するニーズ・シーズ

  • 電子実装における信頼性評価技術の開発

    電子実装における信頼性評価技術の開発

    シーズ(得意な技術・サービス等) 2019-05-13

    (研究の背景および目的) 携帯電話に代表される電子機器の小型化・軽量化には、目を見張るものがあります。これを実現しているのが、特性の異なった材料を微細に接合する電子実装技術です。実装された電子パッケージは機械的特性の異なった材料が接合された構造のため、材料特性の違いに起因した接合プロセス時の残留応力や使用環境(温度サイクル)下での熱応力が発生し、破壊や不具合の原因となります。私たちは、実験及びシミュレーション技術を用いた電子実装構造の信頼性評価技術の開発を行っています。応力:部材内に発生する単位...

  • 水生動物の感覚と行動特性に基づいた行動制御技術の開発

    水生動物の感覚と行動特性に基づいた行動制御技術の開発

    シーズ(得意な技術・サービス等) 2019-05-13

    (研究の背景および目的) 魚も人と同じように五感を備え、それらのセンサーを巧みに利用して環境の変化に反応しています。 私の研究室では、水生動物の感覚機能と行動特性を主に研究しています。どんな環境変化(刺激)が、どのような行動変化(反応)に現れるかを解明できると、意図した行動を誘発することが可能です。 本研究から得られた成果を、魚を取る道具の開発や 魚類の行動を制御する技術開発へ応用することで、漁業現場に貢献する取組みを実施しています。 (主な内容) 環境の変化 (刺激)生体内のメカニズム(ブラッ...

  • 水資源の有効利用、開発そして保全

    水資源の有効利用、開発そして保全

    シーズ(得意な技術・サービス等) 2019-05-13

    (研究の背景および目的) 現代社会において、安全できれいな水の確保は、あらゆる人間活動の根幹をなすものです。特に農業分野では、水は食料を生産するための不可欠な資源です。しかし近年、様々な人間活動に由来して水源が劣化し、さらに地球規模での気候変動が地域の深刻な水問題を引き起こしています。本研究では、水資源の確保と有効利用及び水環境の保全について、ローカルな研究対象への調査・実験を行い、独創的な研究成果として世界に発信しています。 (主な内容) 島嶼水資源確保のために建設された地下ダムと見えない地下...

利用登録
する