産学・地域マッチングサイト

KuRiPS(クリップス)は企業や地域自治体・公共機関、大学等の「ニーズ・シーズのマッチングプラットフォーム」です。
利用登録(無料)することで、どなたでも利用できます。 詳細は、こちらのチラシをご覧ください。
当センターへの個別(非公開)のご相談・ご意見等は、画面右上の[メールで相談][お問合せ]からお願い致します。

離島における安全で安楽な出産育児の確立を目指した研究

  • 公開日: 2019-05-13
  • 変更日: 2020-09-25
添付:PDFファイル

(研究の背景および目的)
2007年種子島で、2010年に沖永良部島で、産科医師がいなくなることが大きな話題となりました。鹿児島県は28の有人離島が存在し、そのうち分娩可能な離島は5つのみです。安全で安楽な出産をいつでも、どこでもできるためには、医師のみではなく、助産師、看護師も必要です。赤ちゃんを産む女性の意識も高めないといけません。鹿児島県の出産環境の現状を把握するとともに、離島で暮らす女性たちの気持ちを明らかにし、より良い出産環境を整える方策を検討したいと考えています。
(主な内容)
本研究は2009年に着手しました。鹿児島県の離島で出産施設のある種子島、屋久島、沖永良部島、徳之島、および出産施設のない与論島、喜界島、の産婦人科医師、助産師、産科医療機関、出生数、乳児死亡数、新生児死亡数のデータを分析し、現状の保健問題を検討します。さらに種子島、徳之島、喜界島、与論島の現地において、助産師、出産体験のある母親、妊婦より直接話を伺い、安全で安楽な出産育児をするうえで何が問題になっているのかを明らかにしていきます。鹿児島県の離島における出産状況の改善を目指す方策を提示できる研究になります。種子島診療所で唯一の助産師に現状を聞く種子島診療所の沐浴室
(期待される効果・応用分野)
医師のいない島では出産時だけでなく検診の度に島を離れる必要があります。データ分析の段階でも、20年後には島で出産できなくなる状況が予測されています。離島での出産における課題を明らかにすることで、次世代の子どもを育てる意義や少子化対策を視野に入れた行政への提言が可能です。医師不足のみに焦点が当たりがちですが、出産には助産師、看護師も含めたチーム医療が必要です。離島での問題はへき地でも同様、鹿児島県以外の離島を抱える県やへき地にも応用できると考えます。
(共同研究・特許などアピールポイント)
●離島を抱える他県の大学との共同研究を予定しています。●体制作りとともに妊婦さんのセルフケア能力を高める活動を推進して行きます。
(コーディネータから一言)
離島の出産環境は厳しく、20年後には島で出産できなくなります。地元の協力により課題を明らかにする研究です。出産を支える医療チームの必要性などの対策を、県等に提言し協力して実現に結ぶつくことが期待されます。
(研究分野)
母性看護学 助産学
(キーワード)
出産 出産 安全 安楽 助産師 妊婦

カテゴリ : シーズ(得意な技術・サービス等)
対象エリア: 選択なし
有効期限 : 無期限

(ご注意)

◯ コメントは公開されます。秘密情報の取り扱いには十分お気をつけください。
◯ 非公開で投稿者と連絡を取るには、右の[個別メッセージ]機能を利用して下さい。

個別メッセージ

ニーズ・シーズ投稿者と個別のメッセージ交換を行えます。

ログインすれば投稿者と個別メッセージ(非公開)のやりとりができます。

関連するニーズ・シーズ

  • 新しい糖質資源を活用するための酵素の開発

    新しい糖質資源を活用するための酵素の開発

    シーズ(得意な技術・サービス等) 2019-05-13

    (研究の背景および目的) 糖質は植物など自然界に豊富に存在しています。世界で大量に使用されている糖質資源はデンプンやセルロースですが、他にも様々な天然の糖質が存在します。多くの糖質は未利用で、利用されているものも、まだ高度利用の余地があります。豊富な糖質資源を活用するためには、糖質に作用し新たな機能を引き出す酵素類の開発が不可欠です。私たちの研究室では、様々な糖質に作用する酵素を見出し、それらの機能を解明、さらに酵素を用いて新糖質素材を開発することを目指しています。 (主な内容) 研究例:新規糖...

  • 河畔植生の動態と種多様性に関する研究

    河畔植生の動態と種多様性に関する研究

    シーズ(得意な技術・サービス等) 2019-05-13

    (研究の背景および目的) 河川に沿って成立する植生(=ある地域に生えている植物群)を河畔植生と呼びます。河畔植生は、河川環境に適応した独特な植物がみられること、生物の多様性が大きいこと、環境を調節する機能があることなどから、特に注目されている植生です。しかし、多くの河川ではダムや護岸といった河川改修が行われたことから、河畔植生は減少あるいは変質しています。本研究は、植生の動態および種の生態や共存のしくみを明らかにすることで、河畔植生の成り立ちと保全を考えるものです。 (主な内容) ●河畔植生の動...

  • 音声信号の抽出、保存、および合成

    音声信号の抽出、保存、および合成

    シーズ(得意な技術・サービス等) 2019-05-13

    (研究の背景および目的) もし小学生にこう問いかけられたら、答えられますか。「音声と物音の違いはなあに?」違いを分ける音声信号の正体は、実はまだわかっていません。本研究は、人の喉笛で作られたただのうなり声が、音声として知覚されるメカニズムを紐解くものです。脳が認識するのは音声波形の中のごく一部の情報。計測した音声波形から、音声として知覚されるための最小限度の構造(=音色の設計図)を導き出します。広大で未だ手つかずの音響・音声機器市場の開拓を推進することが可能です。 (主な内容) 音には「大きさ」...

利用登録
する